2013年11月25日月曜日

親子で体験! レトロなキャンプ(第一弾&第二弾)のご報告

山ふるの森が秋らしく色づき始めた9月22日~23日と
紅葉が美しい11月3日~4日、
 「親子で体験! レトロなキャンプ」が開催されました。
キーワードは「レトロ」と「キャンプ」。
「昭和30年代の道具を使った生活体験」と
「野外での生活体験」。
普段の私たちの暮らしから考えたら、
どちらも「不自由」な生活。
 

でも、少し考えてみたら、それはあまり体験したことがない生活。
「自分の手でつくる」ってどんなだろう?
休憩室には見たことない・そして懐かしい道具がいっぱい。
「どうやって使うのかな?」1日目のはじまりはじまり~

 
まずは、竹食器づくり。
これがなきゃご飯は食べられない!
大人はお箸、子どもはコップ。
「(竹節)の近くを切ったら穴開いちゃったー!」
「あんまり力を入れない方が、きれいに削れるみたい」

家族と友達と、考えて見つけた技を情報交換。
協力して素敵な竹食器ができました。


 
生活につかえそうな道具をもって、いざ!宿泊場所へ!
「今日泊まる場所は、吉野家です」
お家かと思いきや、そこはキャンプ場。
なんでも、そこは70年前まで吉野さんが住んでいたお家の跡だそう。

 
「家があったということは住みやすい場所!」
スタッフに教えてもらいながら、はじめてテントを立てました。
 
 

いよいよ夕ごはん。
今日のメニューはけんちん汁とキノコごはん、
それから焼き芋3種&ネギ味噌。
地場産のお野菜を使って奥多摩地域のごはんを作ります。

薪ひろいは子どものお仕事。
お手伝いが終われば、
お父さんの火越しもやってみたくてしょうがない。
火越しを教えてもらって、「火を大きくしなきゃ!」使ってみた火吹き竹。
その便利さに、思わず「すごーい!便利!!」

背負子カゴに火吹き竹、めかごに鰹節けずり…
使ったことのない道具でも大活用。

 

秋の夕暮は一瞬。ご飯を食べにむかし路を通ります。
「こんな暗い中でもこうやって歩いていたんだね」
みんなで寄り添い真っ暗闇を歩くと、気持ちはタイムスリップ。

ホッとしてから、みんなで奥多摩夕ごはん。
「素材の味ってこんなにおいしいんですね」
 

二日目の朝。
朝ごはんとお昼のお弁当作りに大忙し。
ちょっと不便な道具でも
使い方がわかれば機能的。はがまでご飯を炊くのもお手のもの。
「かまどに火を起こすとあったかいね」
 

お弁当は「サツキとメイのお弁当」
自分で作って、詰め込んだお弁当。
手ぬぐいに大切に包んで、さぁ!探検にしゅっぱーつ!

 
夜とは全然ちがう森。
季節の色とおもしろい形を探しながらみんなでお散歩。
雨が降ってきたら休憩室で遊んだり。
遊びの先生は、お父さんとお母さん。
「これ、どうやって使うの?」
おはじき・ゴムとび・独楽まわし…懐かしい遊びが広がります。

 
 

自分で見つけた季節の色と形でおみやげづくり。
どれも素敵で旬にあふれたデザインばかり。

 
「懐かしかった」「古い道具って意外に便利ですね」
「火越しがおもしろかった」「鰹節おいしいね」
たくさん頭と手を使って生活した1泊2日。
たくさんの感想をいただいて、たくさんの気づきに触れることができました。

少し昔と野外の生活から見つけた工夫。
日常に戻ってまた一つ素敵な気づきを見つけたら
ぜひ私たちにもその技を教えてくださいね!

参加してくださったみなさん、
魅力いっぱいのキャンプの2日間をどうもありがとうございました。


さかD / もうちゃん / まつけん / やまみぃ / みけ / ゆいこ / たっきー / あっちゃん